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劇団EOEの筋トレに対する考え方です【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。

さて、早速ですが、今日は劇団EOEの筋肉トレーニングについて
書いてみたいと思います。
腕立て何百、腹筋何百というのがEOEのノリ。
聞いててびっくりかもしれませんが、
最初は付いてこれなくても、毎日やっているとついてこれるようになります。


でも、そもそもそれだけのトレーニングを何故役者がやらなければいけないのか。
そんなことをふと書いてみたいと思います。

その理由の一つは、役者は体力があって当たり前だと考えているからです。
例えば、ダンスをやったり、アクションをやったり
身体を使う演技は常に求められます。
それも、単に動ければいいという訳ではありません。
そもそも、役者は演出家や監督のイメージを体現することが仕事です。
そのためには、日ごろから身体感覚に関して
トレーニングを積む必要があります。

勿論、ダンサーを目指すわけではないのですが
役者は役者だからこそというか、役者だからこそ出来るダンスを求められます。
それは、アクションだって一緒です。
私たちは、ただ刀を振っているのではありません。
そもそも、何故刀を握るのか。
そして、何故相手を切ると決断するのか。
その想いが重要になります。

更に、その想いがあるからこそ、その想いに見合った動きをしなければなりません。
ただでさえも、刀は重いのです。
片手で振り回すなんて出来ないのです。
それに、ちょっとグロテスクな表現ですが、人の肉は簡単に切れません。
骨なんていわんやです。
それを、切るということはどういうことか。
大切な想いを体現するには、身体使いも必要なのです。
そもそも、刀なんて簡単に触れるものではありませんから。

それに、メンタル面も必要なんです。
筋トレは、身体だけではなく、精神のトレーニングでもあるんです。
単純に筋肉を鍛えたいなら、もっと効率的な方法もあると思いますし、私達だって、知っていますし。
そもそも、劇団EOEでは、筋トレは、単に筋肉をつけるためではないと言われます。
そういう筋トレは自宅でやってくれと言われます。

その理由の一つは、今も書いたメンタル面からくるのです。
例えば、筋トレ一つとっても、昨日より回数こなせるようになろうと思うことのない人間が
果たして、毎日進化することは出来るのでしょうか。
そもそも、ここにいるということは、
今の現状で、例えば、TVで活躍するのは無理だということです。
だから、努力しろということなのです。

本当に、この世界で飯を食って生きたいと思うのなら
当然、努力を続けるはず。
そうなると、稽古の最初に毎日行われる筋トレでも日々成長するはず。
そんな、役者としての基本的な「志」の物差しになるのが
劇団EOEの筋トレだったりします。

感情は見えない。でも、行動は見える【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。

早速ですが、今日から四月。
新年度スタートですね。
今年も、色んな形で新しい一歩を踏み出している方も多いでしょう。
新スタートの皆さん、劇団EOEは応援しておりますよ!!


さて、早速ですが、
最近稽古場ではこの言葉が多用されています。

感情は見えない。
でも、行動は見える。

まあ、このところ、このブログでもよく見られる言葉ですが
以前から劇団EOEの稽古場ではよく聞かれた言葉でした。
ただ、最近、その頻度が高いというだけで。

でも、当たり前のような、この言葉。
改めて言われなくても、と思うことがありますが
よく考えると、日常生活に当てはまります。

ちゃんと「有難う」と伝えているか。
ちゃんと「好きだよ」と伝えているか。

日常が当たり前になって、そうやって想っているだけで
伝えていないんじゃないか。
否、そうやって想っていることも、行動に移さないばかりに
その感情自体が小さくなっていないか。
そんなことを思います。


感情は見えない。
でも、行動は見える。

だから、役者は舞台上で行動に移さなければなりません。
何かしら動くのか。
何かしら言葉を言うのか。
でも、それ以前に、常に呼吸という行動をしています。

人間、緊張すれば、呼吸は誰しも速く浅くなります。
逆に、リラックスすれば、呼吸は誰しも遅く深くなります。

台本があれば、役者は先の展開を知っています。
でも、そのシーン、その役の人間は、
始めてその状況で台詞を聞いているのです。
その齟齬により、呼吸が嘘の演技に陥ることはよくあります。
あるいは、台本の上っ面だけ捉えて、浅い答えしか持っていないために、
呼吸が嘘の演技に陥ることはよくあります。
だからこそ、台本読解というのも大切になります。

そもそも、その役の人間は、2時間しか生きていないのではありません。
その芝居で取り扱われているシーンまでにもずっと生きているのです。
その人間の人生があるのです。

その人間は、どこで生まれ、何をして育ってきたのか。
何に傷つき、何に苦しんできたのか。
何故、今ここにいるのか、何を望んでいるのか。

仮にその役の人間の年齢が20歳としたら、
その人間の20年の人生をしっかりと踏まえなければならないのです。
それを稽古期間たかだか2、3ヶ月で掴まなければならないのです。

そう考えると、台本読解というのがどれだけ大切なものか分かります。
そして、それは稽古場外での仕事となります。

別に上辺だけの物まねをしろというわけではありません。
その人間が、何故、今、ここにいるのか。そして、何を望んでいるのか。
それは単純なようで、根底には、多くの動機があると思います。
一つではない、無数の動機が。
そして、その動機と共に、何故、今、それを手に出来ないか、多くのハードルもあります。

そういうことをまずは深く知ることが大切になってきます。
自分は分かっているよなんて心の中で思っているのではなく
まだまだ、分かっていないことばかりじゃないのかと台本読解という行動をする。

感情は見えない。
でも、行動は見える。

だから、役者は舞台上で感情を見せるのではなく、行動に移さなければならないと言われますが
それは、日常の一つ一つの事柄も当てはまるのかもしれません。

呼吸が変われば、感情が変わる。感情が変われば、…【制作部】

皆さん、こんにちは。
制作部です。


呼吸が変われば、感情が変わる。
感情が変われば、表情が変わる。
表情が変われば、言葉が変わる。
言葉が変われば、考えが変わる。
考えが変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。

いきなりですが、劇団EOEでよく言われる言葉です。

極端な話、板の上についていても
言葉を発していない時間が殆ど。
その間、呼吸と言う芝居をずっと続けなければなりません。

生きることは、息ること。
命とは、いきのうちが語源。

だからこそ、いわつるヴォイトレの際には
その以前のブレストレーニングに時間を費やします。
それは発声のためではなく、
演技と言う板の上で生きるためなんです。

呼吸に関しても、
腹式呼吸と言うのは何であって、
どのように行うべきものかと言うことを
医学書や動画などを見ることによって理解していきます。

こういったものを見ると、
例えば、肺の位置や大きさだけでも、
ちゃんと把握していないことを実感します。

そして、それだけではなく
胸式呼吸や肩式呼吸についても学んでいきます。
胸式呼吸や肩式呼吸を要求されることも多々ありますから。

やらないと、出来ないは違う

私達は、出来ないというわけにはいきません。
だからこそ、日頃から、ナイフの手入れはしておかなければなりません。
いつ、取り出す状況になるか分かりませんから。


失敗した際には、
ひとつ前、ふたつ前に原因がある。
だから、ひとつ前、ふたつ前を分析して、
解決策を見出し、実践すること。

だからこそ、私達は、日々内省して
そして、不安に陥り、何もせずに、悩むのではなく
そこから、解決策を見出し、実践するしかないんです。
私達は、「何か」を生み出すのが、仕事ですから。

劇団だって顧客満足度について考えるんです【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。


さて、最近は制作部のミーティングも重ねておりますが
毎回ながら、色んな話が出て来ます。

そんな中で、いきなりなんですが、
ふと思ったんです。
やはり、第一印象って大切だなって。

例えば、コミュニケーション学では、
人間は初対面の際、
その後、1時間話したとしても
最初の3分で印象の8割が決まるという
データがあります。

あるいは、ハリウッドのシナリオ手法には
最初の10分で全ての状況を説明せよ
なんていうものがあったりします。

そういえば、先日、舞台を拝見しに出かけたところ、
開演時間が30分以上遅れて始まったことがあって、
ぐったりとして帰ってきたことがありました。

確かに、最初の印象が良ければ、
それから後の展開って楽なんですよね。

変な言い方ですが、
最初の印象が良ければ、その後の展開も好意的に受け取ってくれますし、
最初の印象が悪ければ、その後の展開も否定的に受け取りかちになりますし。

そう考えると、ファーストインスピレーションって
本当に大切だなって痛感します。

だからこそ、舞台だけ良ければそれでいいやとは、
私達制作部は思えないんです。

だって、時間通りに来て、始まるまで30分も待たされれば
それは、どんな素敵な舞台をやっても、
お客様の満足度は低くなりがちになると思うんです。

劇場に一歩足を運んでくださってから
どれだけ、快適にお芝居を見ていただけるか。
劇場から一歩足を踏み出すまで
どれだけ、快適に時間を過ごしていただけるか。

それも、素敵なお芝居には、重要な要素だと思います。
そのためのマニュアルやロープレも、
劇団EOEではありますが、もっともっとって思います。

こんなことを書くと、どこかのハンバーガー店みたいだなんて
揶揄されそうですが、私達は真剣に考えています。

お客様に素敵な芝居をお届けしたいというのが、
私達制作部にとっても切なる願いですから。

 

体験レッスンはこんな感じです【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。


今週末はお花見という方も多いのではないでしょうか。
まあ、劇団EOEの場合
皆さんも想像つくと思いますが「花より団子」となります…

さて、今日は無料体験レッスンについて、書いてみたいと思います。

というのも、季節がらか
「体験レッスンって、どんなことをするんですか?」といった
お問い合わせも劇団宛に頂いていますので
こちらで、少しでもその模様をお伝え出来ればと思います。

ということで、早速内容ですが
最初に、劇団員とともに、筋トレを行っていきます。
先ほど、「花より団子」と言いましたが
日頃あれだけ食べているのを、ここでまず消費していきます。
腕立て何百、腹筋何百のノリですが、別に出来なくて構いません。
現役の劇団員も、最初は出来ませんでしたから。

そこから、ダンス系の動きで
更に全身のトレーニングを続けていきます。
通常の稽古だと、ここまでで、2,3時間はかかりますが
体験稽古では、ここまでを1時間ということが多いです。

更に、ここからは発声練習ということで、
その前に、みっちりとブレストレーニングをという流れになります。

サイトにも書いてありますが、
劇団EOEでは、ヴォイストレーニングの前に
ブレストレーニングを行っていきます。
声の元となるのは、呼気。
そう考えれば、より良い呼吸を行わずに、
より良い発声なんていうのはありえませんからね。

ということで、まずは腹式呼吸の話を。
腹式呼吸とは、どんな呼吸なのか?
通常の呼吸とは、どのように違うのか?
そもそも、腹式呼吸を何故しなければならないのか?
そんなことを、解剖図や骨格図を使ったり、
はたまた実際に体感していただきながら
その仕組みに触れていただきます。

そういった形で、ブレストレーニングを行い、
それから、今度は、ヴォイストレーニングです。
今、学んだ呼吸のやり方を踏まえて、少しずつ声を立ち上げていきます。
勿論いきなり立ち上げたりなどしません。
こちらでも、声が出る仕組みなどを
図を使ったり、実際に体感していただきながら進めていきます。

そんなことをやっていると、
時間はあっという間に過ぎていくもの。
大体、この辺で終了というところでしょうか。

こういった形で、体験レッスンは行われています。
劇団EOEでは、入団希望の方に体験稽古を不定期ながら行っておりますので、
素敵な舞台を共に作っていきたいという方のご参加を
心よりお待ち申し上げます。

 

舞台だって、TVだって、映画だって、声優だって、皆すべて役者の仕事です【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。
今日はお花見という方も多いのでしょうね。


さて、そんな春を感じる朝。
今日はこんなことを書いてみたいと思います。
どんなことかというと
先日の稽古場でも話が出たのですが
役者の仕事ということについてです。

どんな話が出たのかというと
役者は、どんなメディアで仕事があるのかということです。
例えば、舞台とか、テレビとか、映画とか。

それに、同じテレビといっても
皆さんがテレビに向かうような時間帯のドラマもあれば
深夜枠だったり、逆に朝ドラなんていうのもあります。
一口にテレビの仕事といっても沢山あるんですよね。

そんな中、話題になったのは
君は、有名人になりたいのか、
それとも、役者になりたいのかという話でした。

一見すると、両方とも同じような気がしますが
両者は全く違います。
役者の有名人はいますが、有名人の役者はいません。
両者は似て非なるものなんです。
そう考えれば、改めてですが
劇団EOEは、役者を育てる場所なんだなと再認識です。

また、その時に出た話ですが
そうやって、色んなメディアがありますが
例えば、撮影期間だったり、稽古期間だったり
拘束期間は全く違うということです。

確かに、劇団EOEの場合、
通常だと、公演稽古は2〜3ヶ月です。
テレビや映画では、そんなに稽古期間はないですよね。
逆に言えば、テレビや映画では
役者はスピードも求められることを実感します。

でも、そう考えれば
テレビで活躍している役者さんが舞台をやってみたい
という理由も納得できます。
舞台の場合、じっくりと稽古できますから
稽古期間中に色々と模索できるというか
自分の新たな可能性を見出す機会になるでしょうし。

ただ、こうやって、改めて整理すると
役者といっても、多くのことを求められるんだなと思います。
一口に演技といっても
舞台だってそうですし、テレビだってそうですし、
映画だってそうですし、声優だってそうですし。

最近は、専門学校が増えて
今あげたものが細分化されていますが
そもそも、役者というのは全部出来なければならないんだと思います。

劇団EOEでは、只今、春の新人劇団員募集期間ですが
ですから、改めて告知します。

劇団EOEは、役者を求めています。
役者というのは、舞台だって、テレビだって、
映画だって、声優だって対応できる人のことだと思うんです。

勿論、そうなれば、なかなか極めることが大変な世界だと思います。
でも、だからこそ、その山に挑戦したいという志をもつ人との出会いに恵まれればと。

夢というのはなかなか叶えることができません。
でも、すぐに諦めるのであれば、最初から挑戦しなければいいのです。
だからこそ、私達と一緒に、「山登り」に挑む方を募集しております。

どうして、役者は「腹式呼吸」が出来なければならないの?【制作部】

こんにちは。制作部です。

お陰さまで、2015年度の劇団員募集のほうも
御申込並びに入団者が増えてきました。
本当に有難い限りです。


勿論、まだまだ受け付けておりますので、
ご希望の方は是非ご応募下さいませ。

それで、入団希望者を対象とした
無料体験レッスンも随時開催中なのですが
今日は、その稽古の中で、よく頂く質問の一つを取り上げてみたいと思います。

「どうして、腹式呼吸をしなければならないの?」

こうやって、改めて聞かれると、何と答えますか?
それに、それ以前に、そもそも、腹式呼吸って、どんな呼吸なんでしょう。
ちゃんと説明して下さい、と言われたら、何と答えましょう?


「お腹に空気をためる呼吸」なんて言っても、お腹に吸気は入っていきません。
「お腹に力を入れる」なんて言っても、そもそも、お腹ってどこでしょう?
どこの筋肉に力を入れればいいんでしょう?
それに、お腹に力を入れることは正しいのでしょうか?

こうやって、考えていくと、「腹式呼吸」ってよく使う言葉ですが、
案外、その言葉の意味をよく知らずにつかっていたことが分かります。

「どうして、腹式呼吸をしなければならないの?」

という問いへの答えの前に、

「そもそも、腹式呼吸ってどんな呼吸なの?」

そんな問いに答えることから
劇団EOEのブレス&ヴォイストレーニングは始まったりします。

six years after【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。

いきなりですが、本日は3月26日。
劇団EOEにとっては、忘れられない一日があります。
その一日が今日3月26日だったりします。

6年前の今日。
一人の女の子が体験稽古に来ました。
その前々日に劇団EOEに問い合わせをしてきた彼女。
高校卒業後、女優になるため上京して、まだ一週間ということでした。

そんな女の子が体験稽古に来たその日。
そのまま、劇団EOEに入団を決めました。
そして、その日の稽古後、焼肉を食べに行きました。


そう言えば、入団日に焼肉を食べにいくというのは
劇団EOEのノリから考えれば、
結構ありそうなことに見えますが、実は殆どないのです。

ともかく、初めての東京、初めての稽古場という緊張の中、
とにかく目一杯稽古して、そして、焼肉を食べる。
そんな、これからの彼女の東京生活を象徴するような、
最初の一日となったのが、6年前の3月26日。


そう。
我等が「絶対エース」が入団した日なのです。

あれから6年。
去年の年末に「絶対エース」は卒業しましたが
劇団EOEは元気にやっています。
今年の春、どんな出会いがあるのか
そんな事が楽しみに思える一日だったりします。

劇団と養成所は、どう違うんですか?【制作部】

皆さん、お早う御座います。
制作部です。


さて、早速ですが、今回は、
入団希望の方からお問い合わせで頂いたご質問を
こちらでも回答したいと思います。

ちなみに、何度も書いておりますが、
劇団EOEに問い合わせをしたのに、返信が無いという方へのお知らせです。
当劇団では、基本的に48時間以内に返信を必ずしております。
ですので、お手数ですが、再度お問い合わせください。
また、その際は、メルアドの記載ミスや、受信のドメイン指定に気をつけてくださいね。

それで、今回のご質問は、季節柄もあると思うのですが、
「劇団と養成所は、どう違うんですか?」
というものです。

これは極論を言うと、
劇団は、作品をお客さまに提供していく組織で、
養成所は、自分のスキルを磨く場所であり、
そもそも、所属する目的が違うものであると思っています。

勿論、とは言っても、劇団でも、
実際に現場を踏むことや板につくことで
自分のスキルを磨くことも出来るので、
上の定義は一概に、全てそうとも言えないのですが。

ただ、個人的には、同じような内容になるかもしれませんが、
劇団と言うのは、お客さまに作品を提供することが第一にあり、
養成所と言うのは、自分のスキルを身につけることが第一にあると思います。
そもそも「養成所」という言葉が使われているのですから。

確かに、劇団EOEでも、劇団の設立目的は
お客さまに素敵な舞台をお届けすることです。
テレビや映画、はたまた最近はWEB上でも様々なエンターテイメントが乱立する中、
あえて、舞台というものに拘って作品を提供していきたいという組織です。

ただ、だからといって、
じゃあ、劇団で役者の力を養成しないのかといったら、そうではありません。
当然ながら、良い作品を作るために、日々稽古をこなしています。
週に4日稽古していますが、
諸々の基礎レッスンの時間が多いというのが現状です。
キャリアに関係なく、このような基礎レッスンも全員受け、
全員で日々汗を流しています。

また、お客様からお金を頂いてお芝居をしているのですから
その点は、養成所とは違うと思います。
そして、その分、劇団内部でも劇団員に対する要求は厳しいかもしれません。

養成所では、先生と生徒という関係です。
そもそも生徒はお金を払っているのですし、
養成所としては、生徒が減ったら収入面で大変でしょう。
そんな環境と比べると、劇団という組織に接したら、厳しく感じるかもしれません。
でも、劇団は、いい作品を作るための運命共同体でもあります。
だから、厳しいことも言います。

ただ、とは言っても、劇団EOEだって
別に舞台だけにこだわっている訳でもありません。
そもそも、舞台も、TVも、映画が、声優もこなせる人間を役者と呼ぶのですし、
今も舞台以外の夢も持つ人間たちが集まっています。
劇団の夢を叶える事が、自分の夢を叶える事に繋がっているのが分かっているからこそ、
私たちは役者としての基礎力をつけるために、毎日稽古するのです。

勿論、役者の基礎力があるからといって、良い舞台が出来るとは限りません。
でも、基礎力が高い方が、良い舞台の出来る確率が高くなるのは確かです。
ですから、私達は、自分達が素敵な舞台をお客さまにお届けできるよう
少しでも、その確率を高められるよう、
週4日以上という役者のレッスンカリキュラムを用意しています。
それでも、足りないとすら思っていますから。


そもそも、この世界で生き抜くことがどれだけ大変なのかは
東京だけでも、どれだけの養成所や芸能事務所があるかを考えてみれば分かると思います。
そして、それに対して、自分が日ごろTVなどでよく見知っている役者さんの数を考えれば
役者志望の人間に対してのの比率がどれだけ低いかを考えれば、
どれだけ厳しい確率か、更に分かると思います。
私たちは、そんな勝負を毎日しているからこそ、みっちりと稽古を積むのです。

お客様に少しでも素敵な作品をお届けすることが
劇団も生き残る唯一の手段であり、
自分の夢を叶える唯一の手段である。
だから、劇団EOEでは、みっちりと稽古を積んでいます。

 

生きることは、息ること【制作部】

お早う御座います。制作部です。
東京も開花宣言が出ましたね。
春よ、来い。
本当に楽しみな春が来たという感じです。

ということで、今日も張り切ってまいりましょう!!

生きることは、息ること。

いきなりの展開で、幾らなんでもテンション高すぎじゃないかと
きょとんとしている方もいらっしゃるかもしれませんが、
劇団EOEでは、よく出てくる言葉なんです。

生きることは、息ること。

役者にとって、呼吸は、声を出すためだけに大切なのではなく、
舞台上で生き=息続けるためにも、大切なことになります。


例えば、二時間に及ぶ二人芝居に出演したとしても、
自分が台詞を発している時間は、恐らくその半分の一時間もないでしょう。
でも、その間も、芝居を続けなければなりません。

台詞がなくても芝居は続いている。
つまり、半分以上の時間を、台詞のない状態で、
舞台上にて生き=息続けてなければならないのです。

そもそも、呼吸は感情に密接に繋がっています。
例えば、いきなりの出来事にビックリして、心臓がドキドキした時、
呼吸は自然と速くなります。
あるいは、心地よい露天風呂なんかに入り、心身ともにリラックスした時、
呼吸は自然に遅くなります。
呼吸と感情は本当に密接に繋がっています。

このように、感情とともに呼吸は変化しますが、
逆の考え方で、呼吸を変えることで、感情を変えることも出来ます。

例えばですが、誰もが大切な試験の前なんかに、
深呼吸して、速い呼吸をゆっくりすることによって、
気持ちを落ち着かせたことがあるように、
今までに一度くらいは経験したことがあるんじゃないかと思います。

というように、呼吸一つでも、今、その人がどのように生きているのか、
見えてくることは大いにあります。
声に出さなくても、呼吸は多くの情報を周囲に伝えています。
逆に言えば、どんなに丁寧に台詞を言っていても、嘘の呼吸をすることで、
その芝居を壊すことだってあります。

だからこそ、声を出すためだけではなく、
舞台上で生き=息続けるためにも、
どんな呼吸をするのかは大切なことなんです。

二時間の舞台、どんな呼吸をし続けるのか。
自分の台詞をどう読もうかなんて部分的なことを考えるのではなく、
自分の呼吸を二時間、どうし続けるのか。
自分の台詞だけを切り出して考えても、仕方がありません。
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