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おい、GK。劇団EOEがくたばる姿見たいか?【週刊EOE】

早速だが、本日も週刊EOEをお届けしたい。

「おい、GK。劇団EOEがくたばる姿見たいか?」

一昨日の稽古後の取材で開口一番、真生の口から飛び出した言葉だ。前回の週刊EOEや今週のブログの内容を踏まえてのことだろう。言葉だけをピックアップすると、EOEファンとして、不安を覚える内容かもしれない。しかし、言葉とは裏腹に真生の表情は柔和である。

「週刊EOEも、文春や新潮のように、EOE砲ぶっぱなすか。『EOE、くたばる』って。」

繰り返しになるが、言葉自体は強烈だが、真生は笑いながらの発言だ。実際、今週も取材を重ねているが、どんな状況であろうとも、何時ものように稽古をするという姿勢は変わらない。否、今年の夏は稽古場に異変が一つだけあった。それは、役者陣に混じって、真生も筋トレで汗を流す姿が毎日のようにあったということだ。

「とにかく、うちは愚直に、真摯に稽古を積むだけですよ。」

そんな言葉も今週の取材時には飛び出していた。この辺の言葉はEOEファンとして耳馴染みであろう。ただ、同時に、こんな言葉を聞くことも多くなった。

「思うことありますよ。あと、どれくらい時間は残っているかって。」

残り時間という言葉を、この夏、真生の口から何度も飛び出ている。そこで、とある時に、その残り時間は、真生自身のものなのか、EOEにとってのものなのか、聞いてみたことがある。その内容はこんな返答であった。

「自分自身ですよ。でめえにあとどれくらいの時間が残っているのかって思いますよ。時間もそうですし、あと何本の矢が残っているのかって思いますよ。」

何だかんだいって、真生自身に焦りや葛藤が無いといえば嘘になるであろう。寧ろ、今のEOEの現状に忸怩たる思いがある。それが率直なところであろう。あの頃のEOEであれば、現状を一発でひっくり返せる。そんな思いもあるであろう。ただ、EOE用語で言えば、「思い出には勝てない。」そんな思いも同時にあるであろう。とはいっても、時間は限られている。その狭間に立ち、真生は今、如何に思うか。

ともかく、何らかの形で「進化」しなければ、未来はない。それを痛いほど分かっているのが現状である。で、あれば、その「進化」のために何を打ちだすのか。残り時間が少なくなっているからこそ、どのタイミングで打ち出すのか、その萌芽が見えれば、当編集部をしても、即時にEOEファンへお伝えすることを約束する次第である。
(文責・GK編集長)

comments

「週刊EOE」愛読しております!

私は2012年の『WAR Revolution』以来、ほぼすべての芝居を拝見しています。

次回作も楽しみにしています!

でも。

ことあるごとに出てくる「華の2009年組」という言葉。

私が存じ上げているのは平澤さんくらいなのでしょうか。。

本気で紀伊國屋を目指しているのなら、2009年組を懐かしむ、リスペクトするのはココロの中だけにしてはいかがでしょうか。

過去を否定するくらいの気合いがないと、と思うのです(実際に2009年組は小劇場の枠を超えられなかったわけですから)。

今の日記や記事は、2009年組を神聖化するばかりで、2010年以降に入団した劇団員の皆さんをディスってるようにすら思えるのです。

もっとも、そういったプロレス的なものがお好きだというのはわかってるんですけども。

2012年から拝見してる私にとっては、2009年組と言っても知るすべがないのです。DVDを発売していないのですから。

「知らないものを神聖化されても・・・ねぇ」なわけです。

紀伊國屋を狙うのなら、新規顧客の開拓が必要。新規顧客が未来永劫知ることのない2009年組を神聖化するのはもうやめて、今の劇団員を思いっきり売り出したほうが良いと思うんですが。。

長々と書いてきましたが・・・

今までの文章と矛盾してるのは百も承知ですが・・・

平澤さんに復活してもらいたいです!

でも、これまた矛盾してますが、平澤さんを「絶対女王」とするのも勘弁してもらいたい。。

「絶対女王」か否かを決めるのは、観客ですから。


  • 小太郎
  • 2017/09/09 11:11 PM

小太郎様

週刊EOEを平素ご愛読頂きまして、有難う御座います。

「点」の楽しみ方だけではなく、「線」の楽しみ方を。

週刊EOEは、そんな楽しみ方も皆様が味わっていただくためのお手伝いを少しでもできればと書いております。

「線」となると、歴史について触れることにもなります。またそもそも、記事の内容について賛否両論も出ることもあるでしょう。ただ、その歴史を踏まえて、劇団EOEには新たな歴史を作って欲しい。もっともっと新たな景色を見せて欲しい。そう思っていることも確かです。

勿論、そろそろ、新たな動きを見せてくれる。私達編集部もそう願っております。新たな流れが生まれ次第、私たちもすぐにお届けさせて頂ければと思っております。その時を今しばらくお待ち下さいませ。

週刊EOE編集部・GK

  • 週刊EOE編集部・GK
  • 2017/09/10 8:29 AM
   
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